CLIP STUDIO PAINT PROでLINEスタンプ

CLIP STUDIO PAINT PROによるLINEスタンプの作り方紹介

アニメーションスタンプはベクター画像が作りやすい

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わたしはペン画を描くことが好きなので、スタンプを作る際にも、まず、紙に鉛筆で下書きをし、それをトレース台でトレースしながら、漫画用の原稿用紙にGペンとインクでペン入れをし、スキャナーでパソコンに取り込んで作っています。

 

今の時代、タブレットを使えば、パソコンの中にダイレクトに絵を描くこともできるのですが、試してみたところどうにも使いづらく「わたしには向いてないのかな?」と、早々にあきらめてしまいました。

 

スキャナーで線画を取り込むと、その線画は「ラスタ形式」(pixelによる画像形式)の画像となります。

 

しかし、画像をアニメーションさせようとすると、「ラスタ形式」よりも「ベクタ形式」(画像を数値化して表現した形式)の方が、断然動かしやすくてオススメです。

 

ベクターによる画像は、伸縮自在で、サイズを変えても劣化しない上に、ポインターをつかんで自由に線を動かせるので、アニメーションのために、少しずつ違う絵を用意する際、とても扱いやすいのです。

 

そんなわけで、わたしがアニメーションスタンプを作る際には、まず、パソコンに取り込んだイラストを「CLIP STUDIO PAINT PRO」で立ち上げた後、「ラスタ形式」から「ベクタ形式」に画像を変換することからはじまります。

 

手順としては

 

線を取り出しやすいように、「色調補正」→「明るさ・コントラスト」でコントラストに30くらいの値をいれて、白と黒をハッキリさせる。

「編集」→「輝度を透明度に変換」で、線画の背景を透明化し、線だけを取り出す。

その線を、「レイヤーの変換」で種類を「ラスターレイヤー」から「ベクターレイヤー」に変え、OKを押して変換する、という流れになります。

 

ただ、ベクターに変換すると、どうしても、多少は線がくずれます。

 

折り重なったポイントの中から、いらないものを削除し、アンチエイリアスもかけて、ガタガタになってしまった線を、再びなめらかな線になるように整え、きれいな線画に仕上げていく作業が必要です。

 

一度ベクター化さえしてしまえば、あとは思いのまま。

 

画像の劣化を気にせずに、作業を進めることができるので、何度もやり直ししながら自分の納得のいく動きをつけていくことができます。