わたしが「CLIP STUDIO PAINT PRO」を使うようになった理由
CLIP STUDIO PAINT PROとは?
「CLIP STUDIO PAINT PRO」とは、株式会社セルシスによる、イラストを描くことができるペイントソフトです。
アマゾンの商品説明のページよると
「Amazonや量販店の売上を集計したBCNランキングのグラフィックスソフト部門で3年連続(2015/2016年/2017年)出荷数No.1を獲得」
「ユーザー数2,000万人を超える、世界最大級のイラストSNS「pixiv」での使用率トップ。*セルシス調べ(集計 2015/12~2016/11)」
「ワコムのペンタブレットや、大手PCメーカーのパソコンに同梱ソフトとして採用。純国内開発による信頼性と安心のサポート」
「クリエイティブ系の学科がある50校以上の大学や専門学校の授業で採用」
などと紹介されており、有名なソフトのようです。
わたしがCLIP STUDIO PAINT PROを使うようになったきっかけ
CLIP STUDIO PAINT PROを使うようになる2017年の春まで、わたしは絵を描く時にはAppleの「Power Mac G4」で、Adobeの「Photoshop6」と「Illustrator8」とを使用していました。
ずいぶんと古い制作環境でしたが、買い換えるのは高額だし、自分がやりたいことをやる範囲では機能的に充分だったので、別に不満はありませんでした。
しかしながら、長年使い続けた G4についに寿命が訪れ、動作不良の末動かなくなってしまったため、2017年の6月に、パソコンをAppleの「21.5インチiMac Retina 4Kディスプレイモデル」に買い換えました。
新しいMac は以前のものに比べて音がものすごく静かだし(聞こえない)、タワー型と違って、ディスプレイのみで見た目もスッキリ、マウスとキーボードはなんとコードレス!「さっすが〜!」などと喜んでいたのですが、当然というか、それまで旧Macで使っていたソフトは、バージョンが古すぎて使えなくなりました。
「Photoshop」の代わりとして
わたしにとって、パソコンとは「好きな絵を描くために使うためのもの」なので、パソコンが不調になった時点で、すぐに新しいソフトの検討に移りました。
調べてみると、これまで使い勝手のよかった「Photoshop」と「Illustrator」は時代が代わっていつの間にやら、買い切りソフトから月額制の「Creative Cloud」に!
使い続ける限り延々と料金を支払う必要があるというシステムに、なにか物を買う時代金は全額払い、完全に「自分のもの」として安心して使いたいわたしは、非常な抵抗を覚えました。
Photoshopは画像の加工や補正に優れたソフトですが、考えてみると、わたしがやりたいことは、写真の加工などではなく、一からイラストを描くことです。
そこまでたくさんの機能はいらないのではなかろうか???(実際あまり使ってなかったし)
などと、さんざん迷って検討した末、これまで使っていた「Photoshop」に代わるイラスト制作ソフトとして、2017年5月にアマゾンで6,872円(これを書いている現在は6,224円)で購入したのが「CLIP STUDIO PAINT PRO 公式リファレンスブックモデル」です(ベクター画像の編集に使っていた「Illustrator」の方はとりあえず保留)。
「Photoshop CC」を使うために、一番安くても毎月980円を払い続けることを思うと、6,872円でずっと使えるソフトはとても安い!と感じました。
「公式リファレンスブック」がついていない「通常盤」の方がさらに安かったのですが、「CLIP STUDIO PAINT PRO」を使うのはまったくの初めてだったので、ちゃんと使えるようになれるのか不安があり、ガイド本付きの方を選びました。
ちなみにガイド本付きの方を買わなくても、商品にはあらかじめちゃんと厚めの「スタートアップガイド」がついていて、制作の基本はそれを読めばわかります(もちろん「リファレンスブック」があった方が、ツールの具体的な情報量が多くて参考になりますが)。
使い始めの頃はなにをするにもつまずいて、いちいち調べなければ先に進めなかったので、この2冊の本にはとても助けられました。
使ってみた感想
購入した当初は、正直、パッケージ版だった「Photoshop」に比べて価格もうんと安いし、以前ほどの制作環境は望めないだろうと覚悟していたのですが。。。
慣れてくるにしたがって、「これで十分?いや、ひょっとすると「Photoshop」より便利な点もあるのでは!」と、徐々に評価が改まりました(わたしが使っていたのは、ものすごく古いバージョンの「Photoshop6」なので、最新バージョンの機能がどれほどのものなのかは知りませんが)。
結局のところ、ソフトは自分がやりたい範囲のことさえできればそれで十分ですし、
わたしが現在一番やりたい「LINEスタンプを作ること」だけに関して言えば、今の所「CLIP STUDIO PAINT PRO」でとても満足しています。