ガイドラインを読んでおく
LINEスタンプには、ガイドラインがあります。
まずは「制作ガイドライン」の中から、アイデアを考える際に気をつけなければならないものを紹介しておきます。
推奨するスタンプ
- 日常会話、コミュニケーションで使いやすいもの
- 表情、メッセージ、イラストが分かりやすくシンプルなもの
NGなスタンプ
- 日常会話で使用しにくいもの(例:物体、景色など)
- 視認性が悪いもの(例:横長な画像や、8頭身キャラクターの全身など)
- スタンプ全体のバランスを著しく欠いているもの(例:淡色ばかりのもの、単なる数字の羅列など)
- 公序良俗に反するもの、未成年者の飲酒喫煙を想起するもの、性的表現、暴力的表現、ナショナリズムを煽るもの
「制作ガイドライン」は、「LINE Creators Market」のトップページから確認できます。より詳しいガイドラインとして「スタンプ審査ガイドライン」などもありますので、一度目を通しておくことをおすすめします。
思いついたことをメモする
スタンプのアイデアをノートに書き留めておきます。
わたしの場合、リラックスして考えるのが好きなので、家でゆったり時間がとれる時に、ベッドにうつむけに寝転がってノートを広げ、思いついては書き、しばらく頭を落として考えながらごろごろし、また思いついては身を起こして書き。。。という具合にだらだらしながら少しずつイメージを固めていきます。
ふいに良いアイデアがヒラメイて、はやく書いてしまおうと焦りながら一気にバーっと書き殴る時もあれば、布団が心地よいので、気がついたらいつの間にか眠ってしまっていることも。
キチンと整理した文章で書くのではなく、短いメモのようなものを思いつくままに書き散らす感じです。
「制作ガイドライン」によると、静止画のスタンプ画像の場合、8個/16個/24個/32個/40個の中から作る個数を選べますので、「日常に使えるあいさつスタンプ」「季節をテーマにしたスタンプ」「誰かを応援するためのスタンプ」。。。などなど、一つのテーマに沿って、自分が作りたいと思う個数の分だけ、アイデアを考えます。
その際、実際に送る相手を思い浮かべながら、その人にどんな言葉をかけてあげたいか、あるいは、自分ならどんな言葉をかけてもらいたいか、想像しながら考えると思いつきやすいです。
スタンプはイラストなので、アイデアを実際にはどんなキャラクターでどんな風に表現するのか、イメージがつかみやすいように簡単な絵をそえたりもします。
この時点ではただの案なので、採用するかどうかは後回しでひたすら気楽にいきます。
スタンプのラフを描く
アイデアの中から、作るものが決まったら、出来上がりをイメージしてスタンプのラフ絵を描いておきます。
まず、ノートにスタンプの個数分の升目ができるように線を引きます。
そして、出来上がった升目の中に、一つ一つスタンプのイメージを描いていきます。
わたしはこのラフ画を完成図として、制作を進めていきます。
この時点で、できるだけしっかりとイメージを固めておくと後がラクです。
同じようなものがないか、全体のバランスが取れているかなど、後から困ることのないように気をつけながら、全ての升目を埋めていきます。
これで大丈夫だと思うものが出来たら、実際に作ってスタンプにしていきます。