初めて作るLINEスタンプ

CLIP STUDIO PAINT PROによるLINEスタンプの作り方紹介

LINEアニメーションスタンプ制作② アニメーションスタンプを立ち上げる

アニメーションスタンプの「プリセット」を選ぶ

CLIP STUDIO PAINT PRO を立ち上げます。

「ファイル」→「新規」で、「プリセット」に「アニメーションスタンプ×1(320×270px)」を選びます。

 

すると、キャンパスの「幅」と「高さ」が自動的にアニメーションスタンプの最大サイズである「320×270px」となります。

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 その後、下のほうにある「動くイラストを作る」の「セルの枚数」を「12」→「24」に変更します。

 

すると、再生時間が「2.0秒」→「4.0秒」となります。

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LINEスタンプの最大再生時間は1スタンプあたり4.0秒までです。

初めに4.0秒に設定しておいた方が、後の作業がやりやすいように思うので、あらかじめ変えておくことをオススメします。

 

「フレームレート」は「6fps」で大丈夫です。

「ファイル名」を適当につけ、「OK」します。

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アニメーションスタンプのキャンパスが立ち上がりました。

「レイヤー」を見ると、「アニメーションフォルダー:24」というのが出来ていて、フォルダーの中には24枚の「セル」が入っています。

 

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この「アニメーションフォルダー」が、1つのアニメです。

 

そして、中に入っている24枚の「セル」の一枚一枚が、アニメのための絵で、「再生」した時に動いて見えるように、少しずつちがうものを描いていきます。

 

つまり、この場合は、「24枚の絵」を使ったアニメが「1つ」ということです。

 

ところで、LINEスタンプガイドラインでは、「アニメーションスタンプ1個あたりのフレーム(イラスト)は5〜20フレームです。」ということになっています。

 

つまり、イラストは最低5枚、最大20枚までしか使えません。

デフォルトで用意された「セル」のうち、21〜24までは必要ないので削除してしまいます。

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「セル」が消えて、「アニメーションフォルダー:24」→「アニメーションフォルダー:20」となりました。

「タイムライン」を確認する

「ウィンドウ」→「タイムライン」で、「タイムライン」のウィンドウを出してみます。

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「タイムライン」を見ると、すでに24枚のセルが指定されていますが、21〜24は動かすイラストがないのでいりません(イラストは最大20枚まで)。

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21〜24のセル指定を一つ一つ選択し、「セル指定の削除」をクリックして指定を消していきます。

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これで、イラストを動かすための準備ができました。

LINEアニメーションスタンプ制作③ イラストに動きをつける