幼い時に辛い目にあうと、
悲しみのあまり、意識が幼いままでフリーズしてしまうことがある。
フリーズした「幼い意識」をたくさん抱えている人は、
体が成長して「大人」になっても、
「大人」としての行動を取ることが難しくなる。
親になって子供を育てなければならなくなった場合、
「幼い意識」は、自分の方がまだまだ親に甘えたい状態なのに、
大人であることを求められて、とても苦しんだりする。
そして苦しさから自分の子供を虐待するようになったりする。
親から愛されることが当然であることを知っている子供は、
子供を愛することができない「幼い意識」を持つ親を、
親の資格がないと認識し、やがて蔑むようになることがある。