LINEアニメーションスタンプ制作④タイムラインを整理する
いらなかったセルを削除する
アニメーションスタンプを立ち上げた際に、20枚のセルを用意しましたが、今回のアニメで実際に必要だったのは8枚でした。
なので、いらなくなった9〜20のセルは一つずつ選択して削除してしまいます。
アニメーションフォルダーの中身が「8」となり、このアニメは8枚のイラストで動くアニメだということがわかります。
タイムラインを整理する
「タイムライン」はこうなっています。
アニメーションスタンプでは「最低5フレーム〜最大20フレーム」まで使うことができます。
すでに最低ラインである「5フレーム」をクリアしているので、このまま8フレームで終わらせても大丈夫です。
しかし、動きを繰り返した方が歩いている感じがでるので、9〜20フレームまでおなじフレームを繰り返すことにします。
何も入っていないフレーム「9」を最初のフレーム「1」に置き換えるために選択します。
上にある「セルを指定」のアイコンをクリックします。
「レイヤー選択」のウィンドウが開きます。
表示させたいレイヤーである「1」を選び、レイヤー名にもおなじく「1」と入力します。
フレーム「9」がフレーム「1」となり、おなじイラストが表示されるようになりました。
おなじように、フレーム「10」〜フレーム「20」も置き換えていきます。
最終的にはこんな風になります。
アニメを再生させてみる
「タイムライン」の左上の方にある、「再生/停止」ボタンにより、アニメの再生ができます。
足以外に、羽の動きや上下の動きもつけて、歩いている感じを出してみました。
おかしなところや、ぎこちないところがあればイラストを修正して再度確認し、納得のいくまで手直しします。
このアニメはこれで完成です!
しかし、こうした単純な繰り返しのアニメの場合は、「ループ」機能を使った方が、もっとラクに作ることができます。
「ループ」を使った方法も次でご紹介してみます。
LINEアニメーションスタンプ制作③ イラストに動きをつける
イラストを「アニメーションスタンプ」に持ってくる
LINEアニメーションスタンプ制作①で用意しておいたイラストをフォルダーごとコピーして、「アニメーションスタンプ」のセル「1」に貼り付けします。
こんな風になると思います。
しかし、このままだとイラストは画面に反映されません。
この「小鳥」のフォルダーを、下にきたセル「1」と差し替えます。
セル「1」を選択して削除し、「小鳥」のフォルダー名を「小鳥」→「1」に変更します。
「小鳥」のフォルダーがセル「1」となり、イラストが画面に反映されるようになりました。
セルは、複数のレイヤーが入ったフォルダーでも「1枚のセル」として認識されます。
ちなみに「タイムライン」はこうなっています。
セル「1」のイラストが表示されるのは、「タイムライン」で「1」を選択している時だけです。
「2」や「3」にはまだ「セル」にイラストが描かれていないので、選択してもなにも表示されません。
イラストに動きをつける
もとのイラストを複製する
小鳥が歩くアニメを作りたいので、足の部分に動きをつけていきます。
動かしたいのは足の部分だけなので、まずはセル「1」をそのままコピーします。
セル「1」をつかんで、そのままレイヤーの上にある「新規ラスターレイヤー」ボタンにドラッグします。
セル「1」の上にセル「1a」ができました。
ちなみにコピーすると、新たなアイテムには、もとの名前の後ろに自動的にアルファベットがついていきます。
先ほどとおなじように、セル「1a」をセル「2」と差し替えたいので、「2」を選択して削除し、「1a」の名前を→「2」に変更します。
セル「2」がイラストとなり、「タイムライン」の「2」にイラストが反映されるようになりました。
新しく絵ができる度に、こうしてもとからある「セル」と差し替えて、反映させていきます。
慣れるともっと自由にセルを扱えるようになりますが、今回はわかりやすい方法を選びました。
オニオンスキンを使う
セル「2」のイラストに動きをつけるために、「オニオンスキン」を使います。
「2」に動きをつけることで、「1」→「2」と通して見た時に「1」が動いているように見えるようになります。
「タイムライン」の「2」を選択し、上にある「オニオンスキンを有効化」ボタンをクリックします(もう一度押すと解除されます)。
試しに「2」のイラストの足の部分を動かしてみます。
「1」のイラストが、薄いブルーの色で透けて見えています。
このように、「オニオンスキン」を有効化すると、ひとつ手前のセルのイラストがブルーでわかるようになります。
このブルーのイラストと見比べながら、次のイラストに動きをつけていきます。
「2」のイラストができたら、つぎは「3」です。
先ほどとおなじように、「2」のセルをコピーして、もとからあったセル「3」と差し替えて反映させ、「オニオンスキン」で「2」のイラストを透かして見ながら、新たに「3」の動きをつけていきます。
ちなみに「オニオンスキン」では、ひとつ後ろのイラストは、ご覧のように薄いグリーンで表示されます。
「タイムライン」を動かして、前後の動きをみながら、動きがなめらかになるように修正していきます。
今回の歩くアニメは、動きのちがうイラストを8枚用意すれば、あとは最初に戻ってその繰り返しです。
全体の動きをみて、もとのイラストである「1」にも、もう一つの足を描き加えました。
LINEアニメーションスタンプ制作② アニメーションスタンプを立ち上げる
アニメーションスタンプの「プリセット」を選ぶ
CLIP STUDIO PAINT PRO を立ち上げます。
「ファイル」→「新規」で、「プリセット」に「アニメーションスタンプ×1(320×270px)」を選びます。
すると、キャンパスの「幅」と「高さ」が自動的にアニメーションスタンプの最大サイズである「320×270px」となります。
その後、下のほうにある「動くイラストを作る」の「セルの枚数」を「12」→「24」に変更します。
すると、再生時間が「2.0秒」→「4.0秒」となります。
LINEスタンプの最大再生時間は1スタンプあたり4.0秒までです。
初めに4.0秒に設定しておいた方が、後の作業がやりやすいように思うので、あらかじめ変えておくことをオススメします。
「フレームレート」は「6fps」で大丈夫です。
「ファイル名」を適当につけ、「OK」します。
アニメーションスタンプのキャンパスが立ち上がりました。
「レイヤー」を見ると、「アニメーションフォルダー:24」というのが出来ていて、フォルダーの中には24枚の「セル」が入っています。
この「アニメーションフォルダー」が、1つのアニメです。
そして、中に入っている24枚の「セル」の一枚一枚が、アニメのための絵で、「再生」した時に動いて見えるように、少しずつちがうものを描いていきます。
つまり、この場合は、「24枚の絵」を使ったアニメが「1つ」ということです。
ところで、LINEスタンプガイドラインでは、「アニメーションスタンプ1個あたりのフレーム(イラスト)は5〜20フレームです。」ということになっています。
つまり、イラストは最低5枚、最大20枚までしか使えません。
デフォルトで用意された「セル」のうち、21〜24までは必要ないので削除してしまいます。
「セル」が消えて、「アニメーションフォルダー:24」→「アニメーションフォルダー:20」となりました。
「タイムライン」を確認する
「ウィンドウ」→「タイムライン」で、「タイムライン」のウィンドウを出してみます。
「タイムライン」を見ると、すでに24枚のセルが指定されていますが、21〜24は動かすイラストがないのでいりません(イラストは最大20枚まで)。
21〜24のセル指定を一つ一つ選択し、「セル指定の削除」をクリックして指定を消していきます。
これで、イラストを動かすための準備ができました。
LINEアニメーションスタンプ制作① イラストを用意する
スタンプのイラストを描く
アニメーションスタンプのアイデアが決まったら、スタンプのイラストを用意します。
わたしの場合は、ペンで描いた線だけのイラストをスキャナーを使ってパソコンに取り込み、デジタル化しています。
それをさらにCLIP STUDIO PAINT PRO という画像ソフトに読み込み、アニメーションスタンプの場合は動きをつけやすいように、イラストの線をベクター 化しています。
イラストをアニメーションさせたい場合は、手描きの絵を読み込んだままの「ラスタ形式」よりも「ベクター形式」(画像を数値化して表現した形式)の方が、断然動かしやすくてオススメなためです。
なお、「CLIP STUDIO PAINT PRO」では図形ツールやタブレットなどを使って、「ベクターレイヤー」に直接「ベクター形式」のイラストを描くこともできます。
「ベクターレイヤー」に直接描く方法だと、スキャナでイラストを取り込んだり、後から変換したりする手間がはぶけます。
「CLIP STUDIO PAINT PRO」で、手描きの線をベクター 化する
ここでご紹介するやり方は、わたしがいつもやっているやり方です。
①ファイル→開くで、スキャンしたイラストを「CLIP STUDIO PAINT PRO」に読み込む。
②「編集」→「色調補正」→「明るさコントラスト」で「コントラスト」に30ほどの値を入れ、線画の白と黒をハッキリとさせる。
③「編集」→「輝度を透明度に変換」で、背景の白を透明にし、線だけを取り出す。
こに辺りの手順は静止画のスタンプとおなじです。
LINEスタンプ制作④イラストを描く - CLIP STUDIO PAINT PROでLINEスタンプ
④「レイヤー」→「レイヤーの変換」で「種類」を「ラスターレイヤー」から「ベクターレイヤー」に変える。
「表現色」も「グレー」から「カラー」に変えておいた方が、線にも色がつけられて、着色の自由度が高くなります。
レイヤーの「名前」はわかりやすいものを適当につけます。
⑤取り込んだ線ができるだけきれいに変換されるように「ベクター設定」も調節しておきます。
「ベクター設定」に入力する値は、イラストのタッチによって異なると思いますので、ご自身でちょうど良い加減を見つけてください。
「アンチエイリアス」はかけた方が良いと思います。
⑥すべての設定が終わったら「OK」を押します。
ベクター化した線をなめらかにする
「ベクター設定」で調節したとしても、手描きの線をベクター化した場合、どうしても多少は線がくずれます。
変換前
変換後
いらないポイントを削除したり、ポイントをつかんで動かすなどして、もとの絵に近づくように線をきれいに修正していきます。
「アニメーションスタンプ」のイラストは、後で動かすことなどを考えて、線画と塗りのレイヤーをわけておいた方が良いです。
そして、わけたレイヤーは「ひとつのイラスト」として、フォルダーにまとめておきます。
下のイラストは、修正が終わったものに色をつけたものです。
みたところ一枚の絵ですが、体の各パーツによって、線画と塗りのレイヤーをわけてあります。
そして、「新規レイヤーフォルダー」ボタンをクリックして新たに「小鳥」という名前のフォルダーを作り、すべてのレイヤーを選択して「小鳥」フォルダーにドラッグし、一つにまとめてあります。
線画はベクターなので、立方体のマークがついた「ベクターレイヤー」になっていますね。
このイラストを使って小鳥が歩くスタンプを作っていこうと思います。
LINEアニメーションスタンプ制作② アニメーションスタンプを立ち上げる
リジェクトされる時
「リジェクト」というのは、LINEスタンプの審査で使われている言葉で、「却下する」「不合格にする」という意味です。
LINEスタンプを販売するためには、「LINE Creators Market」の「マイページ」にある「アイテム管理」に、スタンプを「新規登録」し、「表示情報」や「スタンプ画像」をすべてアップさせ、「リクエスト」ボタンを押して、審査をしてもらわなくてはなりません。
「リクエスト」をしたスタンプは、「アイテム管理」での「ステータス」が、まずは黄色のマークで「審査待ち」となります。
その後、「審査中」「審査処理中」などとなり、無事に審査に通ると、青のマークで「承認」と表示されます。
「承認」されると、「LINE Creators Market」から、連絡のメールが届き、「リリース」ボタンが押せるようになります。
「リリース」を押せば、スタンプの販売開始です!(「ステータス」は、緑のマークで「販売中」)
「リクエスト」から「承認」までの期間は、「リクエスト」したスタンプによってバラバラですが、早ければ即日、遅くとも1週間くらいで結果が出るように思います。
大事な試験を受けて結果を待っている状態ですから、「リクエスト」してからの待ち時間は辛いものがあり、審査が長引くと「はやく「承認」されて安心したい。。。」と、だんだん祈るような気持ちになっていきます。
ところで、スタンプが審査に通らず「リジェクト」(却下)されることがあります(「ステータス」は、赤のマークで「リジェクト」)。
この時もメールが届くのですが、ハッキリ言って、ショックです。
時間をかけて完成させた大切な作品が、日の目を見られないのかもしれないのですから、「えっ?なに?どこ?どこが悪かったの?!」と、あわてて「LINE Creators Market」の「メッセージセンター」に理由を確認しにいきます。
「リジェクト」されたスタンプは、「メッセージセンター」で、指摘された箇所を修正し、再度「リクエスト」して、審査に通れば、販売することができます。
じつは、わたしはこれまでに9回ほど「リジェクト」を経験しています。
ご参考までに、ここでざっと「リジェクト」の例を紹介してみましょう、少し長くなりますが、よろしければおつき合いください。
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対象:画像
5.1.当社または第三者の商標権、著作権、特許権、意匠権などの知的財産権を侵害し、または使用されている素材がサードパーティの利用条件に違反しているもの
※赤十字マークおよび類似マーク(赤系統の色を使用した十字マーク)の使用は制限されております。
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初めて作ったスタンプ「ふっくら小鳥の日常」で、小鳥が救急箱を抱えている絵を描いたのですが、箱に赤の十字マークをつけたところ、却下されてしまいました。
対象の画像を他の絵にかえることで「リリース」できました。
store.line.me
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対象:画像
1.4.スタンプ全体のバランスを著しく欠いているもの
※類似した構図・ポーズのスタンプ
>該当多数
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これは「お守り」のスタンプでの「リジェクト」です。
同じ形のお守りで、色と文字を変えたものを作ったのですが、すべて却下されてしまいました。
このスタンプはボツにしてしまい、販売はしていません。
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対象:説明文
3.12.宗教への勧誘や啓蒙にあたるもの、宗教的要素の強いもの
「Buddha Statue」「仏像」の削除をお願いいたします。
対象:画像
3.12.宗教への勧誘や啓蒙にあたるもの、宗教的要素の強いもの
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初めての着せかえ「開運招福-日本の縁起物-」で、「プロフィール画像」に仏像を描いたところ、却下されてしまいました。
この画像を「福助」に変更して「リリース」しました。
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お客さまに申請いただいたスタンプは、世界の異なる文化・習慣の観点より
販売国を限定していただく必要がございます。
お手数ではございますが、販売エリアにて「選択したエリアのみ」を選択し
インドネシアとタイを削除のうえ、再度リクエストをお願いいたします。
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「和菓子であいづちスタンプ」が「リジェクト」された時のもの。
「販売エリア」を変更して、「リリース」することができました。
どの画像が対象となったのかはわかりません。
store.line.me
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対象:日本語説明文
5.1.当社または第三者の商標権、著作権、特許権、意匠権などの知的財産権を侵害し、または使用されている素材がサードパーティの利用条件に違反しているもの
「ゆるキャラ」を削除のうえ、再度リクエストをお願いいたします。
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丁髷雀(ちょんまげすずめ)の説明文に、「ゆるキャラ風」と書いたところ却下されてしまいました。
「ゆるキャラ」という言葉が、商標管理の対象となっているとは知りませんでした。
文章を書き直すことで、「リリース」することができました。
store.line.me
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対象:タグ
2.1.LINEが定めるフォーマットに合致しないもの
2.7.スタンプ画像と矛盾しているもの
> IMG02.06.08.12.16.17.18
タグの修正をお願いいたします。
また、お客さまに申請いただいたスタンプは、世界の異なる文化・習慣の観点より
販売国を限定していただく必要がございます。
お手数ではございますが、販売エリアにて「選択したエリアのみ」を選択し
インドネシアを削除のうえ、再度リクエストをお願いいたします。
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「春の和風スタンプ」での「リジェクト」です。
「タグ」と「販売エリア」を修正しました。
どの画像がインドネシアでは不可なのかはわかりません。
store.line.me
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お客さまに申請いただいたスタンプは、世界の異なる文化・習慣の観点から
販売国を25カ国に限定させていただきます。
アルゼンチン
オーストラリア
ベルギー
ブラジル
カナダ
デンマーク
イギリス
フィンランド
フランス
ドイツ
アイスランド
アイルランド
日本
ルクセンブルク
ニュージーランド
ノルウェー
ポルトガル
南アフリカ
スペイン
スウェーデン
台湾
タイ
オランダ
ウルグアイ
アメリカ合衆国
大変お手数をおかけいたしますが、販売エリアにて「選択したエリアで販売する」を選択し、
上記の25カ国にチェックのうえ、再度リクエストをお願いいたします。
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「夏の和風スタンプ」での「リジェクト」です。
「販売エリア」を修正して「リリース」しました。
どの画像が問題になるのかはわかりません。
日本的なものを扱ったスタンプなので、「日本独自の文化が、他の国では受け入れられないのかもしれないなあ?」などと、想像しています。
store.line.me
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お客さまに申請いただいたスタンプは、世界の異なる文化・習慣の観点より
販売国を限定させていただきます。
お手数ではございますが、販売エリアにて「選択したエリアで販売する」を選択し
以下の国家のチェックをはずしたうえで、再度リクエストをお願いいたします。
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「小さな和鳥の冬スタンプ」で「リジェクト」です。
「販売エリア」を修正して「リリース」しました。
どの画像が問題になるのかはわかりません、「販売エリア」の「リジェクト」では、インドネシアでの不可が多いようです。
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お客さまに申請いただいたスタンプは、世界の異なる文化・習慣の観点から
販売国を25カ国に限定させていただきます。
アルゼンチン
オーストラリア
ベルギー
ブラジル
カナダ
デンマーク
イギリス
フィンランド
フランス
ドイツ
アイスランド
アイルランド
日本
ルクセンブルク
ニュージーランド
ノルウェー
ポルトガル
南アフリカ
スペイン
スウェーデン
台湾
タイ
オランダ
ウルグアイ
アメリカ合衆国
大変お手数をおかけいたしますが、販売エリアにて「選択したエリアで販売する」を選択し、
上記の25カ国にチェックのうえ、再度リクエストをお願いいたします。
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「冬暦〜二十四節気と七十二候〜」での「リジェクト」です。
「販売エリア」を修正して「リリース」しました。
どの画像が問題になるのかは、やはりわかりません。
以上となります。
「リジェクト」された時はあわてますが、指摘されたところを手直しし、再度「リクエスト」すれば大抵は「承認」されると思います。
また「リジェクト」の場合は、審査開始後すぐに連絡が来ることが多いです。
なので、最近のわたしはステータスが「審査中」の期間が何日か過ぎれば、時間がかかっても「これは「承認」されるな」と考えるようになりました。
結果が出るまで毎回ヤキモキさせられるLINEスタンプの審査ですが、「承認」は何回経験しても嬉しいです♪
アニメーションスタンプの重さは300KBまで!
LINEスタンプのサイズには1個あたり1MB以下という制限があります。
アニメーションスタンプだと、1個あたり300KB以下となります。
このサイズを超えてしまうと、アップロードした時にエラーが出てしまい、スタンプ画像をアップすることができません。
わたしが普段作っているのはアニメーションスタンプですが、「CLIP STUDIO PAINT PRO」でスタンプを完成させ、LINEスタンプの形式である、APNGアニメーションとして書き出した場合、イラストの作風にもよるのでしょうが、大抵は300KBを超えずに収まってくれています。
なので、制作中に画像の重さを気にかけることはほとんどないのですが、ごくたま〜に、300KBを超えてしまうことがあり、「えっ?!」となって、あわてます。
すでに作品は完成してしまっていることが多く、そこからなんとかサイズを落とさなくてはなりません。
サイズが重たくなってしまう原因としては、背景の描き込みすぎや、グラデーションなどによってイラストの色数がとても多くなってしまっていたり、アニメに複雑な動きをつけすぎてしまった、などがあげられます。
たとえば、先日リリースした「冬暦〜二十四節気と七十二候〜」の鮭のアニメなのですが、初めは魚が次々と画面を横切っていくという動きをつけ、苦労の甲斐もあって非常に満足していました。
ところが、いざアニメとして書き出してみると400KBを余裕で超えてしまいました。
なんとかしようとしばらく奮闘したのですが、どうしても無理だったので、泣く泣くあきらめて、現在のモノに作り直しました。
ちなみに作り直したアニメはこれになります、魚の色を細かく塗りすぎたのが原因だったのかな?
こんな風に、せっかく完成したものを一から作り直すのは、非常に残念ですし、ナカナカ面倒なことなので、細かい絵を使ったアニメを作る場合は、試しに途中で書き出してみて、どれくらいのサイズになるのか確認してみることをオススメします。
ところで、ネットには便利なツールがいろいろとあって、その中でPNGの画像サイズを小さくできる「TinyPNG」というサイトはとても便利で、頼りになります。
わたしは以前、着せ替えの「トークルーム画像」のサイズがガイドラインを超えてしまい、困ったことがあるのですが、このサイトを利用して画像をサイズダウンして、無事にアップできました。
例えばこの画像は137.5KBあります。
これを「TinyPNG」にドロップすると。。。
-74%となり、36.2KBになりました。
このように、サイズダウンした画像を、もとの画像と比べてみても、ほとんど遜色がありません。
LINEの「ガイドライン」という縛りの中で、できるだけ満足のいくものを創ること。
わたしにとっては、それがスタンプ作りの面白さでもあります。
こうした失敗や妥協を何度か経験したことによって、アニメーションスタンプの「ちょうどいい表現」というものが、少しずつわかってきたような気もします。
スタンプ画像は一度「リリース」すると修正できない
LINEスタンプの画像は、一度「リリース」すると修正ができません。
タイトルや紹介文などの「文章」は「LINE Creators Market」の「マイページ」からアイテムの「表示情報」を「編集」し、バージョンアップをすれば直せるのですが、画像を修正したい場合は、まったく別のスタンプとして、もう一度新しく登録しなおす必要があります。
そして、「リリース」していた修正前のスタンプは「販売停止」にしてしまいます。
そのため、修正前のスタンプをすでに購入してくださっていたお客様には、修正後のスタンプを使ってもらうことはできず(修正したものを新たに買って頂かなくてはならない)、もしか、他の方にスタンプを紹介してアドレスを伝えてくださるような嬉しいこと!があっても、そのアドレスから購入して頂くことはできません。
ですから、「リリース」前の画像のチェックには、ものすごく注意が必要です。
それがわかっているにもかかわらず、わたしはこれまで3つのスタンプを「販売停止」にして修正し、再リリースしてしまっています。
「リリース」する際には、それはもう、くどいほど何度も見直し、「本当にこれで完璧!」と自信を持って「リリース」します。
なのに、なぜか時間が経つと、「もっとこうすればよかった」とか、「ここがおかしいから直したい!」とかが出てくることがあり、そうなるともう、見る度に気になって気になって仕方がなく、「ええい、納得のいかないものをこのままずっと販売するよりは!」と、なかばヤケクソになって作り直しを決意してしまいます。
これはもう、本当に「臍を噬む」ような残念な出来事で、修正が終わって再リリースする度に、「もう二度とやりたくない。。。」とかなり凹むのですが、絵というものは、いつの間にか少しずつ進歩していくものなので、その時気がつかないのは仕方がないことなのかもしれません。
ご迷惑をおかけしたお客様には、本当に申し訳ございません。
LINEスタンプを作る側としては、文章と同じように、後からスタンプの画像を修正をし、バージョンアップによって引き続き販売できるシステムを、なんとしても導入して欲しいところですが。。。おそらくいろいろな理由で難しいのでしょうね。